〈デザイナーのコメント〉 『新しい庭』をコンセプトに、「エクスティアラ アーチ」の美しさを建築と合わせました。housecoutureなオブジェ、自然素材などのさまざまなディティールを、バランスを考慮しながら組み合わせることで、モダン&ラグジュアリーでありながら落ち着いた、新しいファサードデザインを実現できたと思います。
ファサード、アプローチから続く「エクスティアラ アーチ」のエッジの美しさを、ガーデン、アウトドアリビングまでつなぐようにしたところがポイントです。リビングからの景色は、ドライガーデン、雑木の庭、オブジェガーデンと、いろいろなフォーカルポイント(庭の中で最も目を引く場所)で楽しめます。
〈審査委員のコメント〉 室内から半屋外のアウトリビング、そしてガーデンスペースへと、心地よく広がる生活スペースが見事に創出されています。生活感が各所に演出されているのも魅力的です。このエクステリアスペースを囲い込むガレージの配置、外構のディティール、そして複数素材をバランス良く採り入れたデザインが見事です。適所に配置された植栽も絶妙。アプローチに設けられたオープンスペースは、ファサードに大きな魅力をプラスしています。
〈審査委員コメント〉 重厚な佇まいの邸宅のファサードを継承し、リビングスタイルと連動したアウトドア空間を創出した作品です。敷地全体で、トータルなデザインが完成しています。製品を新たな発想で活用した構造物と、ボリューム感を伴った緑化計画が、バランス良くコラボレーション。美しい街並みの一部として、景観にも貢献していると思われます。
〈審査委員コメント〉 昼夜で違った表情を魅せるファサードに惹かれました。昼間は、前後のリズミカルな配置によって、開放的なイメージ。日が暮れると、一気に壮厳で重厚感ある邸宅に。ライトアップの手法も上手く、樹木への光の当て方が繊細でけいさんしつくされている印象を受けます。まるで『モンサンミッシェルのようだ』と思いました。
施工フォトコンテスト 冊子より
<審査委員紹介>